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【コンサル必読書】プレゼンは要はコミュ力?ロジカル・プレゼンテーション

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こんにちは!

 

今回は、ロジカル・プレゼンテーションを読んでの感想と学びをまとめていきます。

 

この本は、戦略コンサルで働かれていた方がビジネスでのプレゼンを効果的にするためにどうしたらいいかをまとめられたものです。

 

コンサルタントになるにあたっておすすめの本だと教えてもらったので読んでみました。

 

さまざま学びがあったので、感想と一緒にまとめていこうと思います!

 

ぜひプレゼンをよりうまくなりたいと思っている方は読んでみてください!

 

ではいきましょう!

コンサルはコミュ力が一番大事?

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本全体を通じて感じたのはコンサルって結局コミュ力が一番大事なんじゃないか?ということです。

 

相手が判断することを忘れない

本の中で何度か強調されていたのは、相手が判断することを忘れないということです。

 

論理的かどうか

例えば、コンサルは論理性が大事とよく言われます。

 

しかしこの論理性が高いのかどうかもクライアントが判断するのです。

 

自分ではいくら論理性が高いとおもっていても、相手に伝わる話し方が出来なければ、相手からは論理性のない人と思われてしまいます。

 

いい提案かどうか

また、提案がよいものであるかどうかも相手が判断します。

 

どれだけ時間をかけて、準備をして、自信のある提案でも、相手がいいものだと思わなければ意味がないのです。

 

コンサルの仕事は、クライアントファーストなんだなと痛感しました。

 

相手に発表を合わせる

様々なことを相手が判断するので、発表を相手に合わせることは必須です。

 

立場によっても視点が異なる

相手の立場や職位によっても求めるものが異なってきます。

 

例えば、営業部長はより消費者目線・クライアント目線でものを考えます。

 

社長は、経営者目線なので、利益率や成長性を気にします。

 

このようにプレゼンを聞く相手によっても内容を合わせていかないと同じ提案でも評価が変わってきます。

 

前提・言葉の定義が異なることもある

また、前提や言葉の定義が人によって異なってくることもあります。

 

先ほど触れたように営業部長と社長では、売上という言葉から連想するものも異なってくるかもしれません。

 

営業部長としては売上と聞いて、売上高が最初に思い浮かぶかもしれません。

 

しかし、社長は売上と聞いて、売上高と費用を同時に考える可能性もあります。

 

その一つの前提・言葉のずれによって提案が全く響かなくなってしまうことがあります。

 

相手について調べておくことが大事

そのため、発表に参加するメンバーや決定権を持っている人についてあらかじめ調べておくことがとても重要になってきます。

 

どんなバックグラウンドを持っているのか、どんな性格の人なのか。

 

これらについて調べておくだけで、その人に響くプレゼンを作っていくことができます。

 

スライドも資料も相手のため

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また発表で使うスライドや資料も相手のためです。

 

スライドはシンプルにわかりやすく

プレゼンで使用するスライドはシンプルにわかりやすくしましょう。

 

ここでの目的も自分のプレゼンを助けるためではなく、相手の理解を助けるためにスライドを用意します。

 

なので、自分が話す予定の内容を文字で盛り込むのはやめておきましょう。

 

イメージやチャート、グラフを使って自分が伝えたいメッセージをよりわかりやすくしましょう。

 

プレゼンは朗読会ではない

またプレゼンは原稿の朗読会ではありません。

 

よく用意した原稿をそのまま読んでプレゼンをする人もいますが、この本ではそれを奨励していません。

 

原稿をそのまま朗読する場合、その原稿を相手に渡してしまえばいいからです(笑)

 

プレゼンはコミュニケーションの一つなので、しっかりと相手の理解を見つつ話す内容を変えます。

 

そして、自分の想いが伝わるようにアイコンタクトをしながら、インタラクティブに発表をします。

 

論点を常に意識して話す

さらに論点を常に意識して話すことも需要だといわれていました。

 

会議が長引く

ここで例としてあがっていたのは、会議が長引くことです。

 

共通の論点を持てていない人が会議に参加すると、議論があっちこっちに飛んで行って会議が長引いていきます。

 

日本で会議が多く長いのは、論点がしっかりと整理されていない会議が多いからだといわれていました。

 

時間は貴重ですので、論点を意識していくのは大事だなと感じました。

 

退屈な会議を減らせる

また、会議が退屈になる理由も論点を意識できてない点にあると書いてありました。

 

例えば、売り上げが下がっている原因を話す会議があったとします。

 

そこで論点が共有されていないと、商品・サービスの悪いところから社内の不満へと話が飛んで行ったりします。

 

そして、だらだらと様々話した結果、部長に話を聞きに行こうとなって会議が終わることがあります。

 

もし忙しい時にこんな会議をされたら退屈だし、イライラがつのってくると思います(笑)

 

もし論点が共有されていれば、売上が下がっている原因を中心に話すことができると思います。

 

自分も論点を意識して仕事をしていこうとおもいます。

 

まとめ

ロジカル・プレゼンテーションを読んでの感想・学び
  • コミュ力が一番大事そう
  • 論理性・提案の質は相手が判断する
  • 相手の立場によって発表を工夫する
  • 前提や言葉の定義が異なる可能性に注意する
  • スライドは自分のためではなく、相手のため
  • 論点を意識して話す

今回は、ロジカル・プレゼンテーションを読んでの感想と学びをまとめました。

 

コンサルタントになるにあたってとても勉強になる本だなと感じました。

 

大学でのプレゼンもなるべくここでの学びを反映できるように頑張っていきたいと思います。

 

今後もコンサルの本は継続して読んでいきます。

 

自分なりの解釈になってしまいますが、今後も読んでくれたらうれしいです。では!