哲学と歴史哲学の違いってなに?
こんにちは。大学が始まり、なかなか本を読み進められなくなってしまいました笑
今はWhy nations failを読んでいるのですが、上下あるし、分厚いしで、まだ上の半分です笑。
そのため、これからは講義を聞いて面白いなって思った内容もまとめていこうかなって思います。まとめることは著作権侵害にはならないそうなので良かったです。
今回は、Introduction to Philosophyの授業をまとめていこうかなと思います。哲学とはという話と、歴史哲学と哲学の違いについて学びました。
新しい知識だったので、皆さんにシェアできたらいいなと思います。それでは、いってみよー!
哲学とは?
哲学とは、いくつかの質問に対する答えの理論を作ろうとする学問分野のことです。
いくつかの質問というのは、たくさんの人にとって大切であるか、興味深いと思われる質問のことで、Serious Question(日本語見つからなかったです、ごめんなさい)と言われます。
例えば、日本での子供の貧困を減らすには何が最も有効的か?やキリスト教とイスラム教での神の位置づけは異なるのか?などです。
また、哲学では特定の何かに関する質問ではなく、一般的なものをよく扱います。
例えば、新宿はよい街か?ではなく、よい街の条件とはなにか?といった具合です。
逆に、哲学であまり扱われない質問は、Trivial Questionとか、Border-line Questionとかと呼ばれるものがあります。
これらは、例えば、誰々に子供はいるのかなどの、パーソナルな質問のことです。
哲学への疑い?
ここで、哲学に対してよく挙げられる疑いについてみてみましょう。
一番良く言われるのが、科学のほうが正確な知識を問題に対して上げることができるのではないか?というものです。
しかし、歴史的に見ると、科学は昔、哲学の一部だったのです。
アリストテレスやガリレオ、ニュートンは自分たちの仕事を哲学であるとも認識していました。
しかし、時がたつにつれて少しずつ、哲学と科学のアプローチが別のものになっていきました。
いまでは、哲学と科学は別物と認識されることもありますが、未だに明確な答えはありません。
哲学はときより、科学による助けを必要とするし、科学も哲学の考えから新しい発見を得ます。
歴史哲学と哲学の違い
最後に、歴史哲学と哲学の違いについて説明します。
簡単に言うと、歴史哲学は過去の哲学者(アリストテレス、プラトン、カントなど)が行ったことをそのまま復唱することで、
哲学とは過去の哲学者の発言が今の時代に適応できるかどうかの考えを付け足して述べることです。
例を出すと、カントは恩知らずとは、卑劣さの本質だ、といった。というのは歴史哲学です。
そして、カントは恩知らずとは、卑劣さの本質だ、といった。そして、それは正しいと思う。これが哲学となります。
過去の発言をそのまま鵜呑みにしてしまうことをせず、今の時代にあっているかの解釈を付け加えていくことが、哲学ということになります。
もちろん、歴史哲学を学ぶことで、歴史を学ぶことと同じように、さまざまな発見をすることができます。
つまり、歴史哲学を学んで、それを今の時代にどう使うかを考えるのが哲学ということになると思います。
今回は、このくらいで終わりにしようかなと思います。
今後も、面白いなって思った発見とかをシェアしていくので、一緒に学びを深めていきましょう。
コロナで自粛あきてきたりとかストレス多く感じたりすると思うのですが、今だからこそできるものを見つけて、一緒に乗り越えていきましょう。
以上です!では。