【転職と副業のかけ算】年収を最大化するには副業はどんな形にすればいいのか
こんにちは。今回も先月読んだ本の感想を書いていきます。
その本は、「転職と副業のかけ算」という本です。
今後サラリーマンとして生きていく自分の人生設計を考えるにあたって、とても勉強になる本でした。
今回はその本を通して学んだこと、感じたことをまとめていきます。
年収をあげることに興味がある方はぜひ1度この本を読んでみてください!
年収を上げるために知っておきたいこと
まず、年収を上げるために知っておきたいことのエッセンスが詰まっていたなと感じました。
業界を変えると年収が大きく変わる
まず、年収を大きく上げたいと考えている方は業界を変えてしまうのが手っ取り早いです。
年収は業界ごとに大体の範囲が決まってしまっています。
そのため、同じ業界内で転職を繰り返しても大きく年収が変わることは少ないそうです。
コンサルや商社、証券、保険などが年収が高い業界の一例です。
これらの業界は利益率の高いビジネスモデルを採用しています。
なのでそこで働く人の年収も高いのです。
もし大きく年収を上げたいと感じている方は移る業界の年収レンジを確認することをお勧めします。
自分の会社の外から見た市場価値を意識する
次に自分の会社の外からみた市場価値を意識することです。
これは転職する際の採用過程で意識したほうがいいことだと感じました。
例えば、自分が勤めている会社で優秀賞をもらったことを転職の際に話すとします。
しかしほかの会社の人事からするとそれがどのくらいすごいのかは全然わかりません。
なので、客観的に見ても聞いてもどのくらいのことをしたのかがわかるようにしたほうがいいそうです。
新卒の就活でも同じことが言えそうですね(笑)
どの会社の人事も働く際にどんなふうにふるまうのか、どんなことができるのかが知りたいので、それが伝わるESを書いたほうがいいと言っていました。
最初は時間単価度外視で本業に励む
3つ目は最初のうちは時間単価度外視で本業に励むことです。
自分はここ少し考えさせられました。
最初に入った会社では時間単価を気にすることなく本業にありったけの時間を使ったほうがいいと言っています。
これは本業で身に着けたこと、達成したことがのちのちの転職や副業に影響してくるからです。
自分は最初から本業と副業をバランスとりながら働いていこうかなと思っていたのですが、考えなおそうかなと思います。
キャリアの中盤以降はその人の価値観に合わせてバランスをとっていけばいいと思いますが、最初のキャリアでは本業に時間を割いたほうがいいそうです。
おすすめされている副業の形
次におすすめされている副業の形についてまとめます。
本業の学びを副業に生かす
著者の一押しは本業の学びを活かした副業をすることです。
これは例えば、ブログやノート、YouTube、Twitterなどの情報発信メディアで自分が本業から得た学びや経験談を発信することです。
そうすることで、仕事で同じ悩みを持っている人や同じ経験をしている人に役に立つものを提供することができます。
誰かの役に立つことの対価として利益は発生します。
なので、本業で学んだことを副業で発信するのはとても効率的です。
また、学びをアウトプットする機会にもなるので、自分の学びを深めることにもつながります。
まさに一石二鳥以上の価値がある副業になるかもしれません。
リベ大の両学長もブログを副業として推しています。(初期投資が低く、リターンが青天井なため)
みなさんも一度始めてみてはいかがでしょうか。
自分の副業スタイル
自分も今ブログをやっていますが、社会人になっても続けていこうかなと思っています。
ブログのスタイルが本書の内容に沿ってる
この本を読んで思ったのは、自分の今やっているブログの記事のスタイルが、著者が言っている副業の形にうまくはまるなということです。
自分の記事は自分が役に立つと思ったこと、経験談から成り立っています。
そのため、将来働き出してからも学んだことを書き続けていくことができると思っています。
これはほんとにたまたまですが、うまくいく形を一つ見つけられてよかったなと思います。
今後も誰かの役に立つ内容の記事を書き続けることができるように意識していきたいなと思います。
最初の会社への考え方
ここからは完全に自分の考えたことになっていきますので、よかったら読んでください。
ファーストキャリアは学習塾感覚でいいのでは
最初の会社は学習塾に行く感覚で入ってもいいんじゃないかなと思いました。
ビジネスマンとしての基礎を学んで、少し専門性を身に着けていく、そのために会社を選んでもいいんじゃないかなと思います。
新卒切符は宝くじ
どこかで「新卒の切符は人生最大の宝くじ」って言ってる人も見かけました。
なので、必ずしもやりたいことができる会社に入れない人もいると思います。
もしそうなってしまった場合、または入社してからそれに気づいた場合でも、学習塾だと思えばやりようはあるかなと思います。
ただ、身につくスキルがその後のキャリアや自分の目的に沿っていない場合はすぐ転職を考えたほうがいいのかなと感じています。
会社への貢献にもつながる
また、自分の成長を追い求めていくことは会社への貢献にもつながってくると思います。
就業時間が終わるのをひたすらに待っている社員より、自分の成長のために仕事にしっかりと取り組んでくれるひとのほうが嬉しいと思います。
ただ、だからといってなんでもかんでもお願い事を引き受けてしまうと、便利屋になってしまうので気を付けてくださいね。
自分の優先したいことは守る意思を持つことも大事だなと感じています。
今回は、「転職と副業のかけ算」という本を読んで感じたことを記事にしました。
学びの多い本でしたので皆さんもぜひ手に取って読んでみてください。図書館にも置いてあると思います。
就活が終わった方はぜひその後の人生の歩み方についても考えを巡らせて行きましょう。
来月も読んだ本をまとめていけたらなと思います。興味があったらぜひ読んでください!