【23卒】就活でつまづくポイント!外資・日系のGDの違いを22卒外コン内定者が解説!
「業界によって選考で見るポイントが違うって聞いたけど実際どうなんだろう?」
「違う業界の選考を受ける際に意識するポイントってあるのかな?」
「業界ごとの特徴を詳しく知りたい!」
就活をしていると業界ごとの特徴の違いに驚きますよね。
同じ質のESを書いているのに、この業界は通過するけど、この業界は通過できない。
自分も業界ごとの違いにとても苦戦をしました。
そのため、就活を真っ最中の皆さんにはやくから違いを知ってもらえたらと思い記事を書きました。
本記事では、業界ごとの違い、その中でも「外資・コンサル」と「日系・メーカー」の違いに着目をして話していきます。
その中でも、特に違いが出やすいと感じたグループディスカッション選考での特徴を解説しています。
この記事を読めば、外資向きなのに日系ばかりエントリーしてしまうことやその逆のことを事前に防ぐことができると思います!
ぜひ最後まで読んでください!
業界ごとのGD選考の特徴の違い
先ほども書きましたが、特に外資・コンサルと日系・メーカーとで大きな違いがあります。
そのため、業界を大きく2つに分けたこのくくりで解説していきます。
外資・コンサル
外資・コンサル系のGDの特徴は「論理性が重要」「トピックがケース問題」「背景を考慮した意見が重要」の3つが特徴としてあるなと感じました。
論理性が重要
外資・コンサルのGDでは論理性がかなり重要視されていると感じました。
発言に根拠を持たせること、なぜその根拠が有効なのか説明できることが求められていることが多いと思います。
また、GD後の質疑応答でも、なぜ○○なのか?ほかの可能性は考えなかったのか?といった質問が来るので、しっかりと受け答えできるようにしておきましょう。
トピックがケース問題
外資・コンサルのGDではトピックがケース問題であることが多かったです。
例えば、「○○の売上をITを使ってあげるにはどうするか?」などです。
なので、外資・コンサルのGDは複数人で取り組むケース面接の印象が強かったです。
ケース面接の対策についてはこちらの記事で解説をしてるのでぜひご覧ください。
背景を考慮した発言が重要
最後に、外資・コンサルの特徴として感じたのは、背景を考慮した発言が重要ということです。
先ほど書いたように外資・コンサルでは論理性が重要視されています。
そのため、アイディアを出す際に、これまでの前提とは関係のないアイディアを出すことは避けたほうがいいです。
これは、そのアイディアがどんなにいいものであっても、面接官からあまり評価されないし、議論の筋道から外れてしまうからです。
以上が就活していて感じた外資・コンサルのGDの特徴です。
日系・メーカー
次に、日系・メーカー系のGDで感じたことを話します。
日系・メーカーの特徴として感じたのは、「突発的なアイディアも歓迎」「トピックが抽象的なことがおおい」「論理と感情のバランスが大事」の3つです。
突発的なアイディアも歓迎
先ほどとは違い日系・メーカーのGDでは、突発的なアイディアも歓迎される傾向にあるなと感じました。
そこまで脈絡のない発言でも、内容がよければ評価されますし、議論もそのいい意見にそって進んでいく印象を受けました。
逆に前提を丁寧に決めるのはあまり好まれない印象を受けました。
トピックが抽象的なことが多い
日系・メーカのGDでは、トピックが抽象的なことが多い印象を受けました。
例えば、「成功とはなにか?」などの定義を議論するものや、「新サービスの提案をしてください」などです。
問題を解決するというよりは、よいアイディアを出すことに重きが置かれているのかなと感じました。
そのため、上記にも書きましたが、急に思いついたアイディアも歓迎されますし、面接官に刺されば評価されます。
外資・コンサルでは前提そっちのけだとむしろ減点対象なので、大きく違いますね。。。!
論理と感情のバランスが大事
最後は、論理と感情のバランスが大事な点です。
外資・コンサルでは、ロジックをガッチガチに固めて議論を進めていっても問題ありません。
むしろ多くの人がロジックを重視して話を進めていきます。
しかし日系・メーカーでは、ロジックだけの議論はあまり好まれない傾向にあると感じました。
どちらかというと、感情面も考慮して柔らかい意見を出す方が面接官の受けもいいと思います。
自分も外資コンサルのGDに慣れきってしまったときに日系の会社のGDを受けたのですが、面接官の表情があんまりよくなかった印象を持っています。
そのため、日系・メーカーのGDを受ける際には、ロジックを詰めすぎないように気を付けてください。。。!
外資・コンサルのGDと同じように振る舞うとおそらく落ちる
ここまで、外資・コンサルと日系・メーカーのGDの違いについてみてきました。
そして、自分の就活を通して実感したのは、外資・コンサルのGDと同じやり方で日系・メーカーのGDを受けると落ちる可能性が高いことです。
特徴のところにも書きましたが、ロジックゴリゴリの議論は好まれません。そのため、うまく調整しないとどれだけ議論を引っ張ってもあまり評価されないのかなと思います。
もしかしたら自分の表情が怖かったからかもしれませんが、別途で対策をしておくことをお勧めします。
それについてはまた後日まとめようと思います。
外資・コンサルと日系・メーカー以外はどう分類するの?
最後に、ここまで読んでくれた方は、「外資・コンサルと日系・メーカーかどうかを判別するにはどうしたらいいんだ?」って思われた方もいるかもしれません。
その疑問にお答えするために、自分が就活をしていて感じた分類を最後に載せたいと思います。
- コンサル(戦略・ビジネス・IT)
- IT(SIer含む)
- 証券・銀行
- 商社
- 外資のメーカー(P&Gなど)
- メーカー(全業種)
- 保険
- 消費財
- エネルギー
- 中小企業
こんな感じでしょうか?あくまで自分の体験での感覚値なので、参考程度にごらんください!!
まとめ
- 外資・コンサルは論理が大事、日系・メーカーは論理と感情のバランスが大事
- 外資・コンサルは背景から意見をだす、日系・メーカーは突発的でOK
- 外資・コンサルはトピックがケース問題、日系・メーカーは抽象的
今回は、外資・コンサルと日系・メーカーのGDの違いについてまとめました。
あくまで自分の就活からの経験値なのでどこまで正確に把握できているかはわかりませんが、この視点をもって選考を受けていってもらえたらとおもいます!
どんどん選考も始まってきましたが、メンタルを大事にして頑張っていきましょう!!
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